【中国語発音】なるほど!中国語の発音の仕組み

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中国語学習サポーター 歩(AYUMI)。四大でゼロから中国語を学び、3年間の上海勤務を経て、現在は中国語ネット講師として活動。発音が得意で、出会ったネイティブ全員に中国人と間違えられるほど。趣味は海外一人旅。
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中国語の発音って、一体どのような仕組みになっているのでしょうか?

外国語の発音と聞いただけで未知すぎて尻込みしてしまいそうですが、実はみなさんが普段使っている日本語とやっていることは変わらないのです。

まずは、そもそも『発音』ってどんなことしてるんだろう?というところから考えてみましょう。

 

そもそも私たちはどうやって日本語を発音しているの?

そもそも私たちはどうやって言葉を発音しているのでしょうか?私たち日本人の母語は日本語ですが、50音字をどうやって発音し分けているのでしょう?

それは、①口の形、②舌の位置、③息の出し方 を変化させることによって、50種類もの音を発しているのです。これを私は発音を決める3つの要素と言っています。

例えば、『いちご』と発音してみてください。①口の形、②舌の動き、③息の出し方はどうなっていますか?

 

「い」の場合

①口の形 ⇒ 横に広げる

②舌の動き ⇒ 舌は下あごにくっつき、動かない

③息の出し方 ⇒ 軽く出ている

「ち」の場合

①口の形 ⇒ 横に広げる

②舌の動き ⇒ 舌先が歯の裏側にくっついている状態から後ろに下がる

③息の出し方 ⇒ 舌先が後ろに下がった瞬間に勢いよく出る

「ご」の場合

①口の形 ⇒ 縦に軽く広げる

②舌の動き ⇒ 舌の中央を上あごにくっついた状態から下にさがる

③息の出し方 ⇒ 鼻から空気が抜けた後、軽く出ている

 

いかかがですか?まさか自分たちがこんな高度なことを無意識にやっているんだと思うと、ちょっと感動しますよね!普段意識しないことを意識したので少々頭が疲れそうですが、このように自分の口の状態を意識することが中国語の発音上達にとって大変重要なことなんです。

 

それじゃあ、中国語の発音ってどうなってるの?

日本語の発音は、母音と子音の組み合わせで出来ていますね。

中国語も母音と子音で構成されていますが、それに加えて「声調」というものがあります。「声調」というのはいわゆる音の高低で、以下のとおり4種類あります。

shengdiao

「一声」… 同じ音程を保つ 

「二声」… 低い音程から高い音程へ上げる

「三声」… 低い音程を保つ

「四声」… 高い音程から低い音程へ下げる

 

”ma”+ 「一声」 = 「妈(mā)」 ⇒ お母さん

”ma”+ 「二声」 = 「麻(má)」 ⇒ しびれる

”ma”+ 「三声」 = 「马(mǎ)」 ⇒ 馬

”ma”+ 「四声」 = 「骂(mà)」 ⇒ ののしる

 

これがどう絡んでくるのかというと、例えば『汉语(hàn yǔ)』(中国語)。これを分解すると、子音「h」、母音「an」、子音「y」、母音「u」で、もし「hàn 」が二声の「hán 」になると、『韩语』(韓国語)になります。

『汉语』『韩语』

 

ちなみに音の高さで意味が変わるのは日本語も同じで、例えば、『橋』と『箸』。『橋』は、「は」が低く、「し」が高い。『箸』は、「は」が高く、「し」が低い。

音の高低によって意味が変わってくるので少し難しく感じるかもしれませんが、ここまでは日本語の発音と仕組みはほぼ変わりませんね。

 

『ピンイン』とは?

中国語には、発音表記の方法として「ピンイン」というものがあります。先ほどから上記で記載している「hàn yǔ」のようなアルファベットです。

母音、子音すべてにピンインが当てはめられており、その漢字が一目でどのように発音すればいいかがわかります。

ピンインはあくまで発音記号であり通常中国語を使うときは表記されていません。例外を除いて漢字一文字につき発音は一つなので、学習が進めば自然と覚えてくるのでほとんど使わなくなります。

 

いかがでしょうか。中国語の発音の仕組みを理解したところで、次は母音と子音の練習をしてみましょう!

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