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これであなたも中国人!?日本語訛りの中国語から抜け出すヒント

 

こんにちは!中国語学習サポーター 歩です。

中国語を話せるようになりたい!と頑張って勉強している人なら、一度はネイティブに言われてみたい言葉。

「你是中国人吗…?(あなた、中国人…?)」

…けっして、顔が中国人っぽいってわけじゃないですよ。

私も中国語を習い始めて3年経った頃には、言いたいことはほとんど言えるようになってはいたけど、やっぱりネイティブからしたら、”中国語を話す日本人!” だったんですよね。

私はやるからにはとことん突き詰めて、「え?本当に日本人なの?中国人かと思った!」と言われてみたかったし、中国人が、日本語話せるのに、あえて中国語で話しかけてくる、なんてのは当時の夢でした。

どうやったら中国語を日本語(母語)のように話せるのかな~って考えてたんですが、あることに気づいてから、日本語を話すように中国語が話せるようになり、今では中国人に間違えられるほどになれました

普通、中国語を話すときって、まず言いたいことを日本語で考え、それを中国語に直したくなりませんか?でも実はその方法では、いつまで経っても日本人が話す中国語!からは抜けられません。

”伝えたいと思ったことを、日本語を一切介さずに外国語で表現する”。それこそが、”外国語を母語のように話す”ということなんです。

今回は、なぜそんな風になれたのか、中国語を母語のように話すにはどうしたらよいのかということをご紹介したいと思います。

 

目次

1.そもそも私たちはどうやって日本語を覚えたのか

2.でも実は、大人になると子供のように言葉を習得するのは難しい

3.”概念と外国語を結び付ける”ということ

 

 

1.そもそも私たちはどうやって日本語を覚えたのか

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日本語のように話したいんだったら、自分が日本語を話せるようになった過程を真似すればいいんじゃない!?と思った方は、すごく感がいいと思います。だって、私たちだって母語である日本語を習得したんだから、中国語だって同じ方法でやればうまくいきそうですもんね。

文字も読めない子供たちは、一体どうやって日本語を学んだのか。

 

子供は1歳くらいから言葉を話し始めると言いますが、それまでに周りの大人が話している膨大な量の言葉を聞いているといいます。その中で、「この事柄・物体は、”〇〇”と言うんだ」という感じで、自ら推測して学びとっていくらしいんです。

例えば、母親が車のおもちゃを見せて、「これは”くるま”だよ。」と言ったとします。でもその時点では、子供からすれば ”くるま” が何を指しているのかははっきりしていません。だってもしかしたら、”遊ぶための道具” ”くるま” と呼ぶのかもしれないし、”その形” ”その色” のことを ”くるま” と言っているのかもしれない。

そして、別のシーンで母親が実際の車を指して、「あ!”くるま” が来たよ!」と言ったらどうでしょう。

この前母親から聞いた、「これは”くるま”だよ。」を思い出して、「あー、”くるま”というのは、この移動する乗り物のことを言うんだな」と認識するわけです。

このように子供は、周りの大人が話す膨大の量の日本語を聞き分け、推測しながら、短期間でものすごい量の単語を覚えているのです。

 

 

2.でも実は、大人になると子供のように言葉を習得するのは難しい

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じゃあ、この方法で勉強したら母語のように習得できんじゃね!?となって、同じ方法でやろうとしても大人は子供のようにはうまくいきません。

それはなぜかというと、子供と大人で得意な記憶分野が異なるからです。

子供のころはあんなにすんなり覚えられたものも、大人になってから、なかなか覚えられなくなってきたなと感じたことはありませんか?

例えば、電話番号。090-1849-2837みたいな、こういった特に意味のない数字の羅列って、子供のころはすんなり覚えられても、今は5桁目くらいでギブですよね…

それは、大人になって記憶力が落ちたからではなく、記憶の得意分野が変わっていったからです。

もし子供が言葉を習得するのと同じように、今私たちが中国語を習得しようとすれば、単語も文法も全くわからない状態で、一度も聞いたことがない言語の国に飛び込むのと同じ。そんな環境のなかで、「これは”くるま”だよ」なんて言われながら覚えていけば、どれだけ時間がかかるんでしょうか…

きっと子供なら簡単に覚えていけますが、大人になったらそう簡単にはいかないのです。

 

 

3.”概念と外国語を結び付ける”ということ

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子供が言葉を覚えるように習得できなくても、そこから学べることがひとつだけあります。しかも、母語のように中国語を話すために、絶対欠かせないことでもあります。

それは、”概念と言葉を結び付ける” ということです。

例えば、私たちがリンゴを見て、日本語で「あのリンゴ取って」と言う時、”あの赤くて丸い果物(概念)” = ”リンゴ(日本語での名称)” と、”概念”と”言葉”が結びついていますよね。

だから、中国語も、”あの赤くて丸い果物(概念)” = ”苹果 ping2guo3(中国語での名称)” としちゃえばいい。”リンゴ(日本語での名称)” = ”苹果 ping2guo3(中国語での名称)”  みたいに、言語同士は結び付けません。

私はこれに気づいてから今までの勉強方法を見直しました。今まで教科書で ”日本語” = ”中国語” と覚えてきたのを、”概念” = ”中国語” と覚えるように変えました。

そうやって覚えていった結果、話すときにも ”話したいこと(概念)” を、日本語を一切介すことなく、母語を話すように自然な中国語が話せるようになったんです。

 

 

◆コラム①◆概念と中国語を結び付けるには、中中辞書を使え!

この原理でいくと、日中辞書より、中中辞書を使ったほうがいいです。

日中辞書は、日本語と中国語を結び付けてますが、中中辞書は、概念と中国語を結び付けてます。

日中辞書は、中中辞書で調べてもどうしてもわからない時に使うのがいいです。

 

◆コラム②◆『概念と日本語を結び付ける授業』をやってみた結果。めちゃめちゃ効果的で大好評だった

こういった経験から、以前の会社で日本語授業をすることになった時も、どうしたらこの方法で教えられるかを考えて試してみたところ、生徒からは「めちゃくちゃ楽しい!」と大好評でした。

基本的に授業はすべて日本語。

新出単語や文法は、教科書で中国語訳を確認してもらった後、写真やイラストを使って、その言葉の”概念”を説明。そのあとに、本文を使って私と会話したり、役を決めてみんなの前で演じてもらったりし、実際に使う練習をしました。

こんな感じで、”概念と日本語”を結び付けて教え、会話の練習を繰り返した結果、彼らの日本語は2カ月もたたないうちに、どんどん上達していったんです。

会社を辞めることになったので、3ヵ月くらいしかできませんでしたが、「もっと先生の授業を受けたかった」といろんな人から言ってもらえました。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか。

もし、母語のように中国語を話してみたい!と思ったら、私たちが日本語を概念と結び付けているように、中国語も、概念と結びつけて覚えるクセをつけてみてください。

「あなた中国人ですか?」と言われた時には、なんとも言えない喜びが味わえますよ。

 

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